特色ある教育活動

特色(1) 鼓笛活動(全校鼓笛「水神鼓笛」)

 昭和39年10月9日、6年生が日光移動教室に行っている間に、東京オリンピック前夜祭に5年生が出場し、立派に演奏しました。これが、水神小学校の鼓笛活動の輝かしい伝統になりました。 
 毎年「春の全国交通安全週間」の時には、城東警察署や町内会の方々の応援を頂き、交通安全を呼びかける地域パレードを行っています。
 秋の運動会では全校鼓笛パレードが行われます。 

 楽器の弾き方などは、上級生が下級生に教え合いをしながら少しずつ上達していきます。
 また、11月ごろには鼓笛譲渡式が行われ、伝統ある水神小学校鼓笛隊が6年生から5年生へと引き継がれます。

特色(2) 健康教育
 本校は、健康教育にも力を入れています。 
 歯科指導には特に力を入れており、毎日給食のあとには歯みがきタイムがあります。中でも第3学年は、歯のモデル学年として歯科検診を他学年よりも多く実施しています。このような取り組みの結果、東京都学校歯科保健優良校を37年連続で受賞しています。また、全国のよい歯の表彰も3回受賞しています。また、平成8年には文部省(当時)エイズ教育推進地域指定を受け、平成10年度研究発表を行いました。その後、校内研究として健康教育まで発展させました。
特色(3) ICTを有効活用した新しい学びの授業実践

 令和3年度から、一人に一台PC端末が貸与され、GIGAスクール構想が本格始動しました。全教科でICTを有効活用した学習を校内研究としてスタートさせました。そして、令和4・5年度江東区教育委員会研究協力校に指定され、「児童の資質・能力を伸ばす新しい学びの授業デザイン~ICTを有効活用して~」をテーマとして、授業実践を通して研究を進めています。児童のICT活用スキルを伸ばすべく、年間計画を立て、技能を高めるとともに、情報処理能力と知識・理解・表現力の育成を目指しています。

 
特色(4) 「カーボンマイナスこどもアクション」の主体的な取組

 江東区が主催している「カーボンマイナスこどもアクション」では、毎年5年生が中心となり、カーボンマイナスの取組を全校児童が積極的に行っています。

 地球温暖化対策として、二酸化炭素排出量を減らすために、日頃の生活の中で各自ができることを主体的に考え実践しています。低学年でも取り組みやすいように、わかりやすいチェックリストをこどもたちが作っています。また、5年生が自作の紙芝居を使って、オンラインテレビ朝会で全校に対策を呼びかけるなど、伝統的な取組の中で意識が高まっています。

 平成21年以来、水神小学校は毎年優秀賞以上を連続受賞している実績があり、平成23年度・24年度・29年度、そして、令和2年度には、最優秀賞を受賞しました。引き続きこどもたち主体の取組を続けています。

特色(5) 「詩の暗唱」全校での取組

 令和2年度から、「詩の暗唱」の全校での取組を始めました。

 毎月一篇の詩を全校児童が音読の学習として学校や家庭で練習をして覚えます。ただ読むのではなく、詩の内容を考えながら気持ちが伝わるように読み方を工夫します。著名な詩人の詩を深く味わいながら表現力を伸ばします。覚えたら校長室で校長先生に聞いてもらいます。全部の詩を覚えると最後に「パーフェクト賞」がもらえます。また、全校児童が自分のオリジナルの詩を作って暗唱発表する「詩の暗唱コンテスト」も令和3年度から行っています。

 
特色(6) 地域と連携した体験的な学習
 水神小学校は地域に根差した学校です。昔からこの亀戸に暮らしているご家庭が多く、三世代に渡って卒業生ということも少なくありません。そのため、地域の皆様が、学校にとても協力的です。お店を経営している方が講師となって、パン作りや味噌造りなどの体験学習をしています(現在、コロナ禍でできていないのが残念です)。その他にも、地域の方から、書き初めの指導をしていただいています。他にも、外部講師に金管鼓笛。箏などを教えていただいています。
 
特色(7) きめ細かい指導 

 学習面においても、授業の工夫に取り組んでいます。 
 例えば、算数科では、学級の枠をこえた「少人数指導」を行い、こどもたち一人一人を大事にしたきめ細かな指導により、基礎的基本的な内容の確実な定着に努めています。
 また、朝会・集会などがない朝は、8:25~8:40の15分間を水神ステップタイムとして、読み・書き・計算などのスキル学習を中心とした指導を行っています。 
 夏休み前、秋、冬休み後に学校公開を設けておりますので、こどもたちの学習活動を是非ご覧いただきたいと思います。

 

■こうとう学びスタンダード(江東区公式ホームページ)

更新日:2022年06月01日 15:41:03